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ゆり根

 1ヵ月に一回は何かしら記載しようと考えていたのですが、結局5月に2度書いて6月中は書くことが出来ませんでした。工程の更新等は通常夕食後で、こちらも同様なのですが最近は眠くなってしまい記載する気力が出ない事が多いことが増えて気付くと7月になっていました。

 6月末には梅雨明けで暑い日が続いていましたが、台風の接近に伴い暑さは落ち着きましたが、スッキリしない天気で強風が吹く妙な天候です。幸い工房付近は雨はたいした事はありませんが、局地的には豪雨になっているようで被害もでているようです。

 工房を構えている家は中央道沿いの傾斜地で土砂災害のハザードマップに色づけされている地域にあります。実際に移り住んで少しした頃には部落を通る道沿いの山が崩れて道路を塞いで復旧まで不自由だったことがありました。

 最近は風雨も局地的で尋常ではない量や強さなので遭遇するとどうにもならないように思いますが、出来る限りの備えと心構えはしておきたいと思います。実際、この地で玄関の扉が開けられない程の積雪を経験しました。山間部とは言えこの辺りであれほどの積雪は想像すらしていませんでした。



18yuri

 昨年の一月に義母から調理するのが面倒なのでとゆり根をいただきました。私はおせちでゆり根を食べる習慣もなく馴染みの無い食材でしたので、持ち帰ってからすっかり忘れて放置してしまっていました。

 思い出した頃には芽が大きく伸びて調理できる感じではなくなっていました。頂いたものを捨ててしまうのも気が引けたのでそれを家の軒下に埋めてみました。予想外に伸びて葉が茂って1m近くなりましたが、花が咲くことなく枯れてしまいました。

 夏辺りには入院したり体調不良で電話を貰って病院に連れて行ったりしていた義母ですが、夏の終わりに自ら救急車を呼んで入院してからは急激に衰えてしまい年を越すことなく亡くなってしまいました。

 その軒に植えた?ゆり根が、今年再び成長しているのに気付き少し驚きました。昨年は蕾が出来ることなく枯れてしまったのですが、今年は見事に沢山の花を咲かせてくれました。食用で販売されていたのはオニユリでした。

 この数年は敷地内の草取りもしなくなっているので、家はドクダミとツタの様な植物とヘクソカズラに覆われるのですが、初めて雑草以外の花が咲きました。全く興味が無いわけではありませんが、草木を育てようと思ったことは殆どありません。

 窓の下に咲く花を眺めながら、義母にゆり根がオニユリだったと話たらどんな反応をしたのだろうかと思いました。文学や芸術とともに植物にも造詣の深い方でした。
  

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